06.11.23 新宿御苑


ビーララ・マーフィッチ

 

 

ラン科ビーララ属

学名  Beallara Marfitch

原産地 栽培種

多年草


 ビーララ属はブラッシア属(Brassia)とミルトニア属(Miltonia)と

オドントグロッサム属(Odontoglossum)とコクリオダ属(Cochlioda)の

4属が掛け合わさってできた人工属である。ランは比較的、属間交配がしやすく

このような複雑な交配も最近は増えている。属名も以前はそれぞれの属名を

連ねていたが、さすがに多数になると長くなるのか、短く省略されたものもある。

その場合、属名だけでは交配元の属が判明しにくいものもあるのが難点である。

本種は花弁全体に複雑な色彩の斑点が入り、華やかな雰囲気をもつ品種である。