03.4.21 新宿御苑
リンコレリオカトレヤ
ラン科リンコレリオカトレヤ属
学名 Rhyncholaeliocattleya sp.
原産地 栽培種
多年草
リンコレリオカトレヤはリンコレリア属とカトレヤ属とを掛け合わせて
できた人工の属名である。リンコレリアは以前はブラサボラ属に含まれて
いたものの幾つかが独立してできた属である。リンコレリアになったもの
には交配親として多く使われていたリンコレリア・ディグビアナなどが
含まれているため、ブラソカトレヤやブラソレリオカトレヤの中の多くが
このリンコレリオカトレヤに含まれるようになった。それに加え、レリア属
のブラジル産のものが最新の分類でカトレヤ属に含まれるようになり、
ブラソレリオカトレヤの3属交配も結果的に2属交配の本属に入るように
なったようである。ブラソレリオカトレヤが入るということは、カトレア系
交配でもっとも華やかな部門が入るということであり、これからの時代は
このリンコレリオカトレヤがカトレヤ系交配の中心になる可能性がある。