03.9.12 神代植物園


アデニウム・オベスム

別名 アデニウム、サバクノバラ

キョウチクトウ科アデニウム属 

学名 Adenium obesum

原産地 アラビア〜東アフリカ

常緑低木


 アラビアから東アフリカに生育するキョウチクトウ科の低木で、葉は普通のもの

だが、茎が多肉質になるので、多肉植物として扱われることもある。

 アデニウムという名は約15種ほどある属の総称だが、園芸上では本種を呼ぶ名に

なっている。 紅紫色の美しい花を咲かせ、乾燥地に生えるために「Desert rose」

の英名がある。 日本語ではそれを直訳して「砂漠のバラ」とも呼ばれる。

温度さえあれば一年中咲くが、低温になると葉を落とし休眠する。 日本では

鉢物だが、熱帯では庭木や街路樹にされているという。