09.6.7 東山動植物園


アガベ・テキラーナ

 

別名 テキラリュウゼツ

キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン属

学名 Agave tequilana

原産地 メキシコ

多年草


 メキシコの乾燥地に自生するリュウゼツランの仲間。乾燥に強い

多肉植物の一種である。数十年に一度花を咲かせて枯れる、1稔性の

性質をもつ。親株は枯れてしまうが、横から子株が生えてくるので、

完全に無くなるわけではない。本種はメキシコの強い酒として有名な

テキーラの原料植物として知られている。植え付けて6〜8年後に

収穫される。葉を切り落とされ、使われるのは肥大した茎の部分で、

すり潰されてその絞り汁を利用するという。