11.9.20 平岡公園


アキノウナギツカミ

 

 

タデ科イヌタデ属

学名  Persicaria sieboldi

原産地 北海道〜九州、シベリア・アムール・ウスリー・中国(東北部)・台湾

    朝鮮・ウダ・樺太・千島

一年草


 水辺や湿地に生える一年草。茎は長くのび、卵状披針形の葉をつける。

同じ水辺に生えるミゾソバとはこの葉の形の違いで見分けられる。秋に

茎の先端に球状に花をつける。タデ類によく見られるコメ粒のような花

である。茎には下向きに細かい刺が生えていて、これから「ウナギ掴み」

の名があるのだろうと思われる。近縁のウナギツカミとはよく似るが、

ウナギツカミの花期が春から初夏という点が違う。タデの仲間は面白い

名前があるが、本種もその一つであろう。