14.05.21 京都府立植物園

15.10.22 北大植物園


アルブカ・スピラリス

 

 

キジカクシ科(クサスギカズラ科)アルブカ属

学名 Albuca spiralis

原産地 南アフリカ

多年草


 南アフリカに自生する球根植物。南半球の植物なので、日本

だと夏に休眠し、秋から冬が成長時期となる。特徴的なのは葉で、

くるくるとカールした葉を放射状に出す。芽出しの時期に巻く葉は

あるが、ずっと巻いたままの葉はユニークである。そこから太く

大きな花茎を立ち上げ、淡黄緑色の花を下向きに咲かせる。

花にはバニラの香りがあるという。しかし花茎の大きさが、葉と

明らかにバランスがおかしい。なんとも不思議な植物である。