インドネシアの熱帯雨林に自生するつる性の植物。葉は楕円形で濃い緑色を

している。有名なのはその種子で、スイカほどもある大きな果実の中に数百個

作られる。果実は熟すと口を大きく開け、そこから羽のある種子が飛んで行く。

種子の飛行能力はかなり高く、無風状態でも飛んで行く。この能力に目をつけた

エトリッヒ父子が1910年ごろに飛行機を発明したことで航空史にその名を

知られることになる。

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