06.10.19 筑波実験植物園
12.5.26 筑波実験植物園
ショクダイオオコンニャク (燭台大蒟蒻)
別名 スマトラオオコンニャク、アモルフォファルス・ティタヌム
サトイモ科コンニャク属
学名 Amorphophallus titanum
原産地 スマトラ島
多年草
インドネシアはスマトラ島の熱帯雨林内に生育するサトイモ科の
大型多年草。地下の球根は重さ100キロにも達するという。数年に1度、
葉を出す前に巨大な花を起ち上げる。花の大きさは2メートル以上、直径は
1.5メートルにもなる世界最大の花を咲かせる。しかしこの花は小さな花が
かたまってついた「花序」であり、単体の花で最大のものはラフレシアに
なっている。花からは腐臭が放たれ、その匂いに誘われた昆虫を使って受粉
する。世界最大級の花として、開花すると世界中のメディアの話題となる。
日本でも開花すれば、ぜひ見に行きたい花である。
2014年に当園で開花し、ようやく見ることができた。世界最大級の
花はやはりすごい迫力があった。栽培数も多くなってきているが、やはり
開花例はまだまだ少ないようだ。