15.06.04 東京都薬用植物園


アオカラムシ

 

 


イラクサ科カラムシ属

学名  Boehmeria nivea var. concolor

原産地 本州〜沖縄

多年草


 林の中や人家の付近にも多い植物。古くより繊維植物として知られている。

花は紐状で目立たない。葉は幅の広い楕円形で先端がのびる。カラムシの名は

カラ(茎の部分)を蒸して皮をはいだことによるという。本種はカラムシの変種

で、カラムシが葉の裏に白い綿毛が生えているのに対し、その綿毛がなく白く

見えないものである。