11.5.14 筑波実験植物園
アラゲキクラゲ
キクラゲ科キクラゲ属
学名 Auricularia polytricha
原産地 日本・中国・朝鮮半島・東南アジア・北アメリカ・南アメリカ
菌類
広葉樹の枯れ枝や枯れ木につくキノコの一種。シイタケのような柄が無く
平たい傘が直接つく形になる。水分を含んでいる状態だと、全体に弾力のある
ゼラチン質で、乾くと小さく縮んで目立たなくなる。食感が良く、古くから
食用として利用されている。本種は通常のキクラゲに比べ、表面に密に毛が
生えるのが特徴である。分布域は非常に広い。近年は人口栽培が行われていて、
中国・台湾・日本・ベトナムなどで生産されているという。