10.5.12 筑波実験植物園


アリストロキア・トリアングラリス

 

 

ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属

学名  Aristolochia triangularis

原産地 ブラジル・ウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイ

常緑つる性多年草


 南米に自生するつる性の植物。葉は先の丸い三角形。花は独特の

筒型で、パイプのような形をしている。萼筒の先が開く様子がまるで

カエルか何かの動物の口を思わせるユニークなものである。開口部の

内側には斑点模様があり、上辺には黄色い模様がある。色彩はやや

派手だが、形状や大きさは日本のウマノスズクサに近い。現地では

薬草として用いられ、堕胎薬や虫下しなど様々な用途に利用されている

ようである。