10.6.9 神奈川県立フラワーセンター


アリサエマ・ユンナンエンセ

 

 

サトイモ科テンナンショウ属

学名  Arisaema yunnanense

原産地 中国

多年草


 中国に自生すると思われるサトイモ科の多年草。地下に塊茎の

ある植物である。葉は3出葉。花茎はすらりと伸び、その先に

緑色の仏炎苞の花をつける。仏炎苞には白い縞斑が入るが、そこから

光が透けて見えるのが特徴的である。テンナンショウ類はマムシグサ

などがあり、ヘビを連想させるような少々不気味なものが多いが、

本種は色合いも涼しげであり、すっきりとした印象をうける。