07.11.27 小石川植物園

16.10.13 筑波実験植物園


バショウ (芭蕉)

  

  

バショウ科バショウ属 

学名 Musa basjoo

原産地 不明     

多年草


 高さ5メートルにもなり、一見木のように見えるが、実は草である。

地上部分は偽茎(偽稈)で、いわば葉柄にあたる部分で本来の茎ではない。

その証拠に葉を葉柄ごと剥がしていくと地上部分はなくなってしまう。

タマネギのような感じだろうか。葉は大きく長楕円形で、ときに2メートルもの

長さに達する。この大きな葉が南国情緒をかもしだすもので、それを好んで

庭園に植えられる。バショウ属というのはバナナの属ということで、姿も

似ているので、バショウをバナナと勘違いしている人も多い。

バショウにもバナナのような実がつくが、小さく食べれない。種子もつくることは

まれだという。バショウはバショウ属のなかでももっとも耐寒性があり、東京

あたりまでは育てることができる。冬は葉が枯れてぼろぼろの布をまとったように

なるが春に芽をだして夏には青々としげる。松尾芭蕉がこのバショウを好んで

植え、「芭蕉庵」と名付けていたのは有名で、松尾芭蕉の名もここからつけた。

英語では「ジャパニーズ・バナナ」と呼ばれている。しかし原産地は中国だと

されているが、中国側では沖縄原産とされる説があるという。

実のところは原産地不明らしい。