インドのアッサム地方原産のベゴニアの仲間。地面を這う太い茎をもつことから、

この系統を「根茎ベゴニア」と園芸上呼ぶ場合がある。あるいは本種を中心とした

交雑種の品種群を「レックス・ベゴニア」と呼ぶ場合もある。いずれも、本種の

鮮やかな葉模様が好まれ、特に欧米を中心に盛んに品種改良が行われている。

ただ本種は高い空中湿度を好むため、茎が立ち上がる木立性のベゴニアより栽培が

難しい。そのため日本ではまだあまり普及していないようである。ともあれ、

複雑な葉色は観葉系のベゴニアの代表のような存在であり、ベゴニアの多彩な一面

を示すものである。

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