中国からベトナムにかけてのアジアの熱帯地域に自生する着生ランの

１種。標高1000〜1420ｍの山地に見られるという。やや小型のランで、

肥大したバルブをもち、落葉期に花茎を伸ばして花を咲かせるようだ。

花は株に比して大きく、大きく目立つのは側花弁２枚が合着して伸ばした

もので、やや濁ったオレンジ色だが、吊り下げる姿は観賞用のモールの

ようで面白い。