13.3.29 京都府立植物園


ブルーハイビスカス

  

  

別名 アリオギネ・フエゲリイ

アオイ科アリオギネ属 

学名 Alyogyne huegelii

原産地 オーストラリア

常緑低木


原産地のオーストラリアでは1〜3メートルほどになるというアオイ科の樹木。

薄紫色の花はハイビスカスには無い花で、珍しいのと、日本人好みの花色とで

さいきん人気が高まってきている。

ブルーハイビスカスというのは商品名で、じっさいはハイビスカスの仲間ではない。

葉が細かく切れ込むのでハイビスカスとは違うことがわかる。

栽培してみると、ハイビスカスより寒さに強く、育てやすいことがわかるが、

枝の先端にしか葉をつけず、分枝も少ないので、草姿がまのびしやすい。 

なかなか鉢物で売っているようなこんもりとした姿にならない。

薄紫色の花は光沢がありハイビスカスほど大輪ではないが、魅力的である。

アオイ科の仲間には青系統の花が少なく、他にはムクゲの品種に青みを

帯びたものがあるぐらいで、珍しいといえる。