ヨーロッパ産の越年草で、日本でも広く帰化している植物。　1933年に札幌市

で名付けられた時は「タンポポモドキ」だったという。　花はタンポポに似るが、

花の出し方がはるかに多い。　東京ではあまり見ることのない花だが、比較的

冷涼な所では群落を作っているという。　スキー場などでは、地面を黄色く染める

ほど繁殖しているという。　ブタナの名は、フランス語名が「ブタのサラダ」という

らしく、そこからつけられたという。　名前は悪いが、花咲く姿はきれいである。