05.1.4 小石川植物園

05.3.30 小石川植物園


ビャクダン (白檀)                               

別名 サンダルウッド

ビャクダン科ビャクダン属 

学名 Santalum album

原産地 インド

常緑小高木


 古くより香木として知られる樹木で、主にインドで生産されている。

普通の樹木に見えるが実は半寄生の植物で、芽生えてしばらくは自力で

育つが、やがて寄主になる樹木を見つけて根から養分をとるようになる。

しかし、緑色の葉をもち、自らも光合成をする。 香りがあるのは心材の

部分で、とても硬く仏像や美術彫刻などに使われる他、粉末を抹香や線香

の材料に使われる。 「栴檀は双葉より芳し」の「栴檀」は、センダン科

のセンダンを指すのではなく、本種を指すものであるという。