13.2.14 筑波実験植物園


ビブリス・ギガンテア

 

 

ビブリス科ビブリス属

学名  Byblis gigantea

原産地 オーストラリア西部

多年草


 オーストラリア西部に自生する植物。全体的に細い枝状の植物で、表面には

粘り気の強い繊毛がびっしりと生えている。この繊毛で小さな虫を捕らえ、

消化して栄養にしてしまう食虫植物である。同じような捕虫方式のモウセンゴケ

に似るが、ビブリス科という独立した植物である。本種は大きなものは60センチ

ほどにもなる大型種で、花も紫色で美しい。観賞用に栽培される場合もある。