ヒマラヤからインド、そしてベトナムまでのアジアの熱帯地域に

自生する着生ランの一種。樹上に生活するランの仲間だが、特徴的

なのは、葉をつけず根だけで光合成をするということである。

株の中心部分から花茎を下垂させ、黄緑色の花を多数咲かせる。

根だけの光合成量で、これだけの花を咲かせる栄養ができるのが

なんとも不思議である。いかにも栽培が難しそうなランだが、

ランの愛好家によれば栽培は比較的容易だという。

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