オーストラリア原産のランの仲間。日本にも自生するシュンランの

仲間で、洋ランとしてもシンビジュームの名で普及しているものの原種

である。葉姿は一般のシンビジュームとはやや異なり、厚手の幅広の葉を

数枚つける。花茎をのばし、小さい黒褐色の花をとてもたくさんつける。

この種自体は華やかさに欠けるため、あまり注目されないが、独特の

黒褐色のインパクトのある花色を導入するために交配親に利用される。

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