10.4.18 筑波実験植物園


ダーウイニア・タクシフォリア

 

 

フトモモ科ダーウイニア属

学名  Darwinia taxifolia

原産地 オーストリア南東部

常緑低木


 オーストラリア南西部に自生する小型の樹木。葉も小さく

松葉状で、分枝して地面を這うようにして拡がる。花は枝に

密生して咲かせ、苞の部分が鮮やかな赤色に色づく。この仲間は

鳥によって花粉が媒介されるようである。ダーウイニアの属名は、

進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの祖父の、エラスムス・ダーウィンに

因んでつけられたという。オーストラリア固有の植物で、最近

観賞用の鉢物として見かけるようにもなってきた。