07.9.18 筑波実験植物園
08.7.30 咲くやこの花館
08.7.30 咲くやこの花館
ドラゴンフルーツ
別名 レッドピタヤ、ヤカイサボテン
サボテン科ヒロセレウス属
学名 Hylocereus undatus
原産地 熱帯アメリカ
常緑つる性木本
最近、日本では「ドラゴンフルーツ」の名で知られるようになった
サボテンの1種。新顔のフルーツとして人気が上がっていて、沖縄
などでは生産も始まっている。小さめの瓜のような果実は赤い果皮と
緑色の葉状のものがついており、果肉は白い。中に小さな種子が
入っていて、果肉は酸味が無く甘い。見た目がトロピカルで派手なのも
特徴である。果実以外の姿はあまり知られておらず、サボテンだと
いうことも知らない人もいる。通常の葉をつけず、柱サボテン状の幹
には節があり、そこで折り曲げるようにして他の木に巻き付いて育つ
つる性の植物である。花は径30センチにもなる大型のもので、
ゲッカビジンのように夜間にのみ咲く。中国ではこの花を薬用に用いる
という。ゲッカビジンと違い相当大型になるサボテンなので、家庭
で果実が実るまで育てるのは難しいだろうと思われる。