07.12.12 筑波実験植物園
エリデス・オドラタ・ローレンセアエ
ラン科エリデス属
学名 Aerides odorata var. lawrenceae
原産地 インド〜インドネシア、フィリピン
多年草
アジアの熱帯地域に広く自生している着生ランの一種。株立ちに
ならない単茎種で、全体の姿はバンダなどによく似ていて、系統も
近く、属間交配種も生まれている。花はフジの花のようで、小花を
たくさん下垂させる。花にはロウ質のつやがあり、芳香もあるのが
特徴である。自生地が広く地方変異も多い。本種も変種の1つで、
紅紫色と白の対比が美しい人気種である。