メキシコに自生する多肉植物。この仲間はロゼット状にひろげた葉が

きれいで、鑑賞用に栽培されるものも多いが、本種は一目見た時に「美しい」と

思ったものである。幅広のやや薄手の葉は白い粉に覆われ、青みを帯びて

陶磁器を思わせる質感である。よく見ると葉の縁は淡紅色に色づいている。

愛好家の間で「エケベリアの女王」と呼ばれているようで、それもうなづける

気がするが、栽培にはコツがあり、繁殖力も強くないようで、それほど普及は

していないようである。