最近、エピデンドラムの名で花屋の店頭で見かけることの多くなった

ランの１つである。エピデンドラムはエピデンドラム属の総称だが、

その中でもラディカンス（イバグエンセ）種を中心に改良された品種を

指すようである。そのため、この品種群を「ラディカンス系」と呼ぶらしい。

エピデンドラム属は中南米に約800種あまりもある大きな属で、変異がとても

多い属である。ラディカンス系は細い茎が起ち上がり、革質の葉をおおくつける

種で、それほど大輪ではないが数多くつけるので、豪華な花姿になる。

花色も豊富で鮮やかな色が多い。丈夫な性質で、栽培もしやすくなっている。