13.04.25 筑波実験植物園


エゾノチャルメルソウ

 

 



ユキノシタ科エゾノチャルメルソウ属

学名  Mitella integripetala

原産地 北海道・本州北部

多年草


 北海道や本州北部に見られる植物だが、数が少なく

現地ではそれぞれ絶滅危惧種となっている。葉は掌状に

5裂ほどし、さらに細かい鋸歯がある。花茎を立ち上げ

花序をつけるが、花の一つ一つはたいへん小さくまばらに

見える。花は他のチャルメルソウの仲間と違い、花弁は

切れ込まない。外側に大きく湾曲して赤く色づいているのは

萼片で、花弁の濁った赤い点模様がありやはり外側に

反り返る。