06.2.20 東京ドーム


ガンゼキラン

 

 

別名 ホシケイラン

ラン科ガンゼキラン属

学名  Phaius flavus

原産地 本州(伊豆七島、静岡県、紀伊半島)、四国、九州、沖縄、台湾、フィリピン

    マレーシア、インド

多年草


 温帯から亜熱帯にかけての常緑樹林下に生えるラン科の多年草。

大柄な地生ランで、花も大きく観賞価値が高いために、しばしば観賞用に栽培

される。根元に膨らんだ偽球茎を持つが、滑らかな球形ではなく稜がありごつごつ

した形をしている。葉は大きめで、着生種に比べると薄手で縦に走るシワが多い。

花は、花茎をのばした先に穂状につける。花はシンビジュームに似た美花で、

クリーム黄色の花弁に、唇弁には朱紅色の色がのる。丈夫でよく繁殖するため、

愛好家の間でよく栽培される。増殖が容易なため、安価で取引されるのも良い。

葉に病斑のような星斑が入るが病気ではない。この星斑が多く入るものを

ホシケイランと呼ぶが、園芸上の違いだけであり、分類上の違いはない。