03.8.23 小石川植物園

08.9.9 神代植物園

08.9.9 神代植物園


ゲンノショウコ (現の証拠)

   

別名 フウロソウ   

フウロソウ科フウロソウ属 

学名 Geranium nepalense

原産地 南千島、北海道〜奄美大島、朝鮮、台湾

多年草


 山野に生える多年草。現在でも市街地の空き地でときたま見かける野草である。

全草を煎じたものを下痢止めに使い、すぐに効果があることから「現の証拠」の

名がついたという。フウロソウ属には園芸化されるほどの美しいものも多く、

本種も地味だがよくよく見て見るとなかなかきれいである。写真上のものは関東地方

のもので花は白色だが、西の地方だと写真下の花色が赤くなるものが多くなるという。

最近アメリカフウロという似た姿の外来種が多くなってきて紛らわしいが、

アメリカフウロは葉の切れ込みが深いので見分けることができる。