09.8.27 筑波実験植物園
ギムノスタキス・アンケプス
サトイモ科ギムノスタキス属
学名 Gymnostachys anceps
原産地 オーストラリア東部
多年草
オーストラリア東部に自生する珍しい植物。全体的に姿は
細長く、イネ科かカヤツリグサ科の植物のように見えるが、
サトイモ科の植物であるという。花は細長い花序に密につくが
サトイモ科独特の仏炎苞が見当たらない。個々の花が長期間に
渡ってばらばらに咲くのも、サトイモ科では珍しい特徴である。
サトイモ科の中でも最も原始的なグループであるということが
DNAの調査でもわかっているという。
ちなみに日本での開花はこれが初めてだという。