15.12.22 京都府立植物園

15.12.22 京都府立植物園


ハボタン (葉牡丹)

     

 

アブラナ科ハボタン属 

学名 Brassica oleracea var. acephala

原産地 栽培種

一年草


 ヨーロッパ西南部の海岸地帯に生育するケールから改良された園芸種。

本来は多年草だが、日本では一年草として扱われる。しばしば数年生きている株を見ることもある。

葉の鮮やかな着色を楽しむもので、花の無い冬花壇にはかかせないものとなっている。

赤と白は、日本の紅白に通じ、おめでたい正月の飾りにも使われる。

葉を楽しむのが当然とされ、その後は顧みられない植物だが、春に咲く花もまた見事だと思う。

むしろ、冬の葉と、春の花と、2重に楽しめる優れた花壇植物だと思うのだが。

葉色は赤から白へのバリエーションで、葉の形は縮緬や丸葉など様々に変化がある。 

最近は小さいミニサイズを鉢に寄せ植えするのも流行っている。