08.7.29 京都府立植物園
ハブソウ (波布草)
マメ科センナ属
学名 Senna occidentalis (= Cassia occidentalis)
原産地 北アメリカ南部〜メキシコ
多年草
ハブソウの名は、毒蛇に噛まれた時に、これを使って毒を消すからだという。
しかし、毒蛇の毒にはまったく効果はないのは、言わなくてもわかるだろう。
この毒蛇に噛まれたときに用いるといわれている植物は他にもあり、いかに
人類が毒蛇の脅威にさらされていたかが、うかがわれる。
健康茶として飲まれる「はぶ茶」の原料だが、最近は近縁のエビスグサが
主に用いられている。