10.7.21　北大植物園

ハエドクソウ

ハエドクソウ科ハエドクソウ属　

学名　Phryma leptostachya ssp. asiatica

原産地　北海道〜九州、朝鮮、中国、ヒマラヤ、シベリア東部

多年草

　林下に生えるハエドクソウ科の多年草。有毒成分を含み、根から

採った汁でハエ取り紙を作ったことから、ハエドクソウの名がある。　

本種は、ハエドクソウ科として独立した一科一属一種とされていて、

クマツヅラ科に含める意見もあったようだが、最新のAPG分類に

よってサギゴケ属（Mazus）やミゾホオズキ属（Mimulus）など

が移行してきて逆に少し大きい科になった。