17.09.05 北大植物園

16.07.21 北大植物園


ハエトリソウ (蝿取草)


   

別名 ハエトリグサ、ハエジゴク

モウセンゴケ科ハエトリソウ属

学名  Dionaea muscipula

原産地 北アメリカ東部(ノースカロライナ〜サウスカロライナ州)

多年草


 北アメリカ東海岸の湿地に生育する食虫植物の一種。二枚貝のような

独特の葉をもち、その間に入った虫を瞬時で捕らえてしまう。

動きの速い植物としてあまりに有名であり、その動きが面白いために子供にも

人気がある植物である。元来は動かないと思われている植物が、すばやく

動き、虫を捕らえてしまう様子から、様々なイマジネーションを生み、人をも

食べる食人植物やモンスターのモデルとなった。じっさいはたいへん小さな

植物であり、捕まえられる虫もハエ程度である。それに、この捕虫葉は寿命が

短く、閉じる運動ができるのは数回程度と言われている。