04.7.8 白馬岳
ハゴロモグサ (羽衣草)
バラ科ハゴロモグサ属
学名 Alchemilla japonica
原産地 北海道(夕張山地)、本州(白馬山系、北岳、赤石岳、荒川岳)、千島、中国
多年草
ハゴロモグサの仲間は北半球に約250種ほどあるが、日本にはハゴロモグサ一種のみが自生する。
面白いことに、ハーブとして売られるヨーロッパ産のアルケミラ・モリスによく似ていて、
モリスが「ハゴロモグサ」として売られている場合があることである。
確かに写真だけをみたら素人は見分けがつかないかもしれない。
じっさい、自分も本の写真が間違っているのではないかと思ったほどである。
しかし実際に本物をみて納得した。
他に似た種がなく、このハゴロモグサだけ、日本の高山地帯に残っているのが不思議である。
葉も花も独特なため、山では見分けやすい。