12.10.8 筑波実験植物園


ハマヒナノウスツボ (浜雛の臼壷)

 

 

ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属

学名  Scrophulria grayanoides

原産地 岩手県南部〜宮城県北部

多年草


 岩手県南部から宮城県北部にかけての海岸地帯に自生する

多年草。背が高くなる植物で、分枝する細い花茎の先に褐色

の壷形のユニークな形の花を咲かせる。海岸に自生するため

葉はやや肉厚となっている。以前はエゾヒナノウスツボの

変種として扱われていたようである。限られた地域に見られる

希少な種で、絶滅が心配されている。