13.10.20 筑波実験植物園


ハナビラタケ (花弁茸)

 

 

ハナビラタケ科ハナビラタケ属

学名 Sparassis crispa

原産地 北海道・本州・四国、タイ・中国・ヨーロッパ・ロシア東部

菌類


 日本では北海道から四国、東アジア、ヨーロッパなどに自生するキノコの

仲間。ただ、ハナビラタケと呼ばれているキノコには2種類あるとされ、

混同されて扱われてきたという。針葉樹の心材を腐朽させる病原菌の一つで

自然界では被害を及ぼすキノコである。食用としては優秀で、花びらを

思わせる子実体は弾力があり、くせが無い。軽く茹でて炒め物や酢の物など

にすると良い。人工栽培ができるようになり、普及が広がるだろうと思われる。