10.10.2 筑波実験植物園

14.8.13 筑波実験植物園


ハリツルマサキ

 

 

別名 トゲマサキ

ニシキギ科ハリツルマサキ属

学名  Maytenus divarsifolia

原産地 沖縄諸島・先島諸島(宮古島・石垣島・西表島・与那国島)、台湾〜東南アジア

常緑低木


 日本では沖縄以南の亜熱帯地域に生える低木。海岸近くの石灰岩地に

生えるという。地表を這うようにして伸びる時もあり、高さは2メートル

ほどにしかならない。葉は小さく円形に近い。厚い質をしている。花は

葉腋につけ、クリーム黄色でごく小さい。花後に赤い果実をつける。

日本では生育数が少なく、絶滅危惧種となっているが、ミニ盆栽の材料と

して観賞用に流通している。