14.7.3 筑波実験植物園
ハシカンボク ‘さくら小町 (さくらこまち)’
ノボタン科ハシカンボク属
学名 Bredia hirsuta cv. Sakura Komachi
原産地 栽培種
常緑低木
ハシカンボクは日本の固有種で、鹿児島県の種子島、屋久島から沖縄に
かけての地域に自生する。花が美しいことからかなり古くから観賞用に
されていたようであり、江戸時代には大阪に導入され、やがて江戸でも
栽培されたという。本品種はハシカンボクの改良種で、ピンク色の花を
多数咲かせる。鉢植え向きの花木として現在でも人気の高い植物である。
耐寒性はあまり無いようなので、暖地以外では冬は保護が必要であるようだ。