03.7.15 小石川植物園


ハトムギ (鳩麦)  

     

     

別名 シコクムギ

イネ科ジュズダマ属 

学名 Coix lachryma-jobi var. ma-yuen

原産地 東南アジア

多年草


東南アジア原産の草で、日本へは薬用として享保年間(1716〜1735年)に渡来した

という。 ジュズダマの変種とされているが、ジュズダマとの違いは、実がジュズダマは

その実を数珠に使うくらい硬いのに対し、ハトムギは指でつぶれることである。

ハトムギの種子は漢方でヨクイニンと呼んで、利尿、沈痛、滋養強壮に使われる。

最近は種子をハトムギ茶として健康飲料にされる。

栽培上では秋に刈り取るので、一年草としてあつかわれている。