17.06.23 神代植物園


ハイビスカス ‘紫音 (しおん)’

  

  


アオイ科フヨウ属 

学名  Hibiscus cv. Sion

原産地 栽培種

常緑低木


 世界の熱帯地域で観賞用として栽培されている花木の、ハイビスカスの園芸品種の

1つ。大輪の平開する花で、もっとも多く栽培されるハワイアン系だと思われる。

特徴的なのはその花色で、何か写真の色が間違っているかのような錯覚さえ覚える

色合いである。薄いグレーだが、微妙に青みがかり、少なくとも明快にきれいとは

言えない色であるが、何故だか魅かれるものもある。ハイビスカスは明るい熱帯を

思わせる色彩のものがもちろん主流だが、時々このような不可思議とも思える花色の

品種もあり、面白さがあるものである。