03.10.30 筑波実験植物園
06.11.3 武蔵丘陵森林公園
ヒイラギ (柊)
モクセイ科モクセイ属
学名 Osmanthus heterophyllus
原産地 本州(福島県以西)、四国、九州(祖母山)、沖縄、台湾
常緑小高木
トゲのある葉が特徴的で、節分の時、イワシの頭といっしょに戸口にかけ、鬼除けと
して用いる風習がある。 ヒイラギはトゲの多い植物として知られているが、じつは
この葉は若い木のもので、木が大きくなると葉はだんだんトゲがなくなり、全縁になる。
トゲのまったく無い葉を見てこれがヒイラギだとわかる人は少ないだろう。
なぜ葉がこのように変化するのかは、たぶん、木の小さいうちはシカなどの捕食者から
葉を守るためにトゲがあるのだと思われる。 花は11月ころに咲き、白い花は芳香が
ある。