04.7.18 千葉県 佐倉市


ヒマワリ (向日葵)

     

     

 

キク科ヒマワリ属 

学名 Helianthus annuus

原産地 北アメリカ

一年草


いまや夏を代表する背の高い一年草である。 子どものころの夏休みを思い出す、郷愁あふれる花でもある。

縞模様のある大きな種子は、油を採るために栽培されるが、ハムスターなどにエサとしても有名。

世界中で栽培されているが、特にロシアでの栽培が盛んだという。 この植物は花が一方向を向くことで有名である。

むかしはヒマワリは太陽を追いかけて花の首を動かすと教えられたが、実はそれはつぼみのうちだけで、

開花したら動かない。 それも必ず東むきだというのだから不思議である。

だからこそ、ヒマワリ畑でのあの風景ができあがるのである。

成長が早く、春に植えて芽が出ると、ぐんぐん背を伸ばし、開花時には2メートルを越えるのも珍しくない。

それゆえ見上げる見方になり、そうなると青い空がバックになる。 この黄色い花が夏の強烈な日差しとともに記憶に刻まれるのは、

この青い空をバックにした印象からではないだろうか。