10.5.12 東京都 足立区植栽


コビトハンゲ (小人半夏)

 

 

別名 ヒメハンゲ

サトイモ科アリサラム属

学名  Arisarum procoscideum

原産地 イタリア・スペイン

多年草


 イタリア、スペインなどに自生する小型の多年草。サトイモの仲間で、

春に地上部が出ると同時に開花する。葉は心形で表面にはつやがある。

花は葉の下に隠れるようにして咲くために、上からは見えないので、

葉の下からのぞき込むようにして見なくては成らない。仏炎苞はサトイモ科

ならではだが、先が尾っぽのように長く延びるのが特徴的である。

育てやすい種で、花もユニークなので、もっと普及してもよいような花

である。