03.8.14 長野県 木崎湖

07.12.6 つくば市


ヒメムカシヨモギ (姫昔蓬)

  

  

別名 カングンソウ、ゴイッシンソウ、サイゴウグサ、テツドウグサ、メイジソウ、

   ヨガワリグサ   

キク科ムカシヨモギ属 

学名 Erigeron canadensis (= Conyza canadensis )

原産地 北アメリカ

一年草


 市街地の空き地でも、もっともよく見られる雑草の1つ。高さは大きいもの

では2メートル近くなる。冬は地上間際のロゼットで過ごし、翌年夏に花を

咲かせる。花は小さくいっぱい咲かせるが地味で目立たない。日本へは明治時代

に入り、またたく間に全国に広がっていった。北アメリカ原産だが現在は日本を

含む世界中の温帯から熱帯にかけて帰化している。近縁のオオアレチノギク

ひじょうによく似ているが、小さな花をよくみると、舌状花があるのが

ヒメムカシヨモギで、舌状花が無いのがオオアレチノギクだと区別できる。

以前の分類ではイズハハコ属に入れられていたが、最近の分類でイズハハコ属

が解体され、本種はムカシヨモギ属に入れられたようだ。