03.7.22 足立区 舎人公園


ヒルガオ (昼顔)       

     

ヒルガオ科ヒルガオ属 

学名 Calystegia japonica

原産地 北海道〜九州、朝鮮、中国

多年草


帰化植物が全盛の今の時代、日本在来の雑草としてがんばっている花である。 よく似た花にコヒルガオというのがあり、

見分けがつきにくい。 花柄、つまり花のついている茎につばさがあるのがコヒルガオで、無いのがヒルガオである。

あと、葉も3裂するが、真ん中のが長くのびるのがヒルガオである。 花の色や形は変異が多いので、逆に見分けられない。

繁殖力が豊富で、なかなか駆除できない厄介な雑草となるが、花がきれいなので街中では憎まれない存在である。

これほど丈夫できれいなのだから、品種改良されて園芸化されてもよさそうに思えるが、八重咲きぐらいがあるだけで、

他には聞かない。 東京の真ん中のビル街でも見ることのできる野草であり、花を見るとなぜかほっとする。