03.8.6 筑波実験植物園


ヒルギダマシ

                     

キツネノマゴ科(クマツヅラ科)ヒルギダマシ属 

学名 Avicennia marina

原産地 アジア、アフリカ、太平洋の熱帯〜亜熱帯

常緑低木


 海岸のマングローブ林を構成する植物のひとつ。 

マングローブ植物の中でももっとも海側に見られるものである。

葉には海の塩分を排出する機構があると言われている。

海岸の泥の中を匍匐する根をもち、そこから空中に垂直に呼吸根を出すのも

特徴的である。以前の分類ではクマツヅラ科に入っていたが、

DNA解析を用いたAPG分類ではキツネノマゴ科に入れられた。