17.05.16 新宿御苑
14.9.28 赤塚植物園
ホオノキ (朴の木)
別名 ホオガシワ
モクレン科モクレン属
学名 Magnolia obovata
原産地 北海道〜九州、南千島、中国
落葉高木
山地に生えるモクレン科の高木。特徴はなんといってもその大きな葉で、
日本産の樹木ではもっとも大きいものの1つ。昔から食べ物を盛る器や、
包むものに使われたようで、今でも朴葉焼きなどは飛騨地方の名産である。
花を5〜6月ごろに咲かせる。白く大きな花は強い香りがあり、香りで花の
存在がわかるほど。しかし花は高い木の上で、上向きに咲かせるので、
なかなか木の下からは見られない。花の寿命は短く、すぐに開ききって
しまうので、なかなか姿のよい花にあうことができない。樹肌は灰色で
なめらかである。材はなめらかで加工がしやすく、下駄の材料などになる。
木版画にも使われる。