17.05.03 東京都薬用植物園


ホソバタイセイ        

 

別名 ウォード

アブラナ科イサティス属 

学名  Isatis tinctoria

原産地 西アジア

二年草


一見するとナノハナを細かくしたような花の植物だが、藍色の染料の原料として有名な植物である。

地上部分を発酵させると、インディゴの染料になる。日本では藍染というのはタデ科のアイを使うが、

こちらも広く使われている。染料というのはもともと薬用であったものが多いが、この植物も

体に塗ったりして抗菌などの目的に使ったという。一年目でロゼットを作り、二年目に花を咲かせる

という二年草である。