09.3.3 沖縄県 名護市


ホウビカンジュ (鳳尾貫衆)

 

ツルキジノオ科タマシダ属

学名  Nephrolepis biserrata

原産地 トカラ列島〜沖縄、熱帯地域

多年性シダ類


 日本ではトカラ列島以南の地域に自生が見られ、世界の熱帯地域

に分布するシダの一種。山林中の岩場や樹幹に着生して生育する。

葉は大きなもので、長く下垂させ1メートルを越えるものもある。

観賞用に栽培されるタマシダに近縁な仲間だが、本種ははるかに

大きくなる種である。名前のホウビは鳳凰の尾を示し、カンジュは

貫衆と書き、中国でシダを意味する言葉だという。